会社員もフリーランスも経験したWebデザイナーが思う事。

  • 投稿日: 2017/03/06
  • 更新日: 2018/09/14

					会社員もフリーランスも経験したWebデザイナーが思う事。

どうも、ブログ開設から1ヶ月のカワウソです。

今日は、私が今まで会社員もフリーランスも経験して、どんな事になるか・どんな事で困るかなどを書いてみようと思います。

でも、あくまでも同じような事で悩んでいる方向けに書いているので、一方的にどちらかを勧めている訳ではありません。

人生楽しんでいますか?

Laugh

突然ですが、あなたは今人生、楽しんでいますか?

昨年末まで、フリーランスという形ですが、とっても有名な会社に常駐していました。

その前には、制作会社で1年ほど働き、その前は有名なテレビショッピングのサイト運営(Webデザイナーで)をしていて、その前はECサイトのWebデザイナーをしていました。

その前は、事務的な仕事をしてたり、旅行会社で働いたりしてました。

どの仕事も、それなりに楽しくやってました。

「もう、自分仕事できない、役立たず!」と思った期間も、今思えばせいぜいトータルで1ヶ月くらいなもんです。

さて、先ほどの「人生を楽しめてるか」という質問ですが、

=仕事を楽しんでいるかっていうことだと思うんです。

=自分の貴重な時間を、その会社にあげてもいいかっていうことなんじゃないかなって。

1日24時間のうち、仕事している時間が8時間+休憩1時間で合計9時間。

これでも残業なしの場合。

会社に到着するまでに、だいたい1時間かかるとすると往復で2時間。

その2時間は辛い辛い通勤電車な訳ですよね。

本を読んだり、ゲームしたり、寝たりしているけど、結局自分の時間というよりは仕事までのウォーミングアップなんですよね。

で、残業なんてしようものなら1日の半分の12時間を「仕事」関連の時間で使っていることになります。

1日の半分ですよ?

ずいぶん比重が大きいですよね。

だからこそ、会社選びってとっても大切だなって思うんです。

なんていっておきつつ過去の私も、本当に会社に行くことが辛くて辛くて仕方なかった事もありました。

途中の駅でよくお腹痛くなったりして休んだり、最終的に引き返したりして、毎日葛藤する日々もありました。

その時の私は、「自分が未熟だから」と思っていたし、今のようにがめつくもなかったし(笑)

でも、人生が充実してなかったと思いますし、全然人生で楽しい時間じゃなかったです。

仕事以外の家に居られる時間が全てというか、生きる糧だったというか。

でも、Webデザイナーになってちゃんと仕事ができるようになってからは、仕事って楽しいなって思えるようになりました。

そんな私がフリーランスになったきっかけ

Office 2010

昨年、半年ほどフリーランスしていたと書きましたが、なんで急にフリーランスになったかというと、パートナーである彼氏がフリーランスだったという事もありますが、前職がちょいブラックだったという事も、とっても大きかったです。

その話は、また後日話すとして、そうなると反動で「もう、会社に頼らなくても生きていけるんじゃね?」って思うものなんでしょうね、特にWebやITの人は特に。

その時、彼はすでにフリーランスをしていたので、会社員の私からするとこんな利点がある事がわかりました。

1.単純に報酬が高い

Japanese money

私「ねーねー、会社員の時から比べて今の給料(フリーランスの場合は報酬)どうなん?」

彼「うーん、だいぶいいねー。今だと会社員の時の月収の2.5〜3倍くらいかな?」

私「え。。。まじか。。。ちょい見せて。。。」

私「あたしの3倍以上もらってますやんけ!!なんで隠してたの?!」

彼「まー、こっから色々雑費かかるけど、それでもだいぶいいよねーなんで会社員やってたんだろーって思うほど。」

という会話からわかるように、会社員とフリーランスでは給料というか報酬に大分差が出ます。エンジニア等の職種や、20代の人は特にその恩恵を感じるとおもいます。

注意点

※あくまでも一例です。
※フリーランスの場合実力がすべてなので、誰でも給料が上がる訳ではありません。
※その分、国民健康保険や国民年金、確定申告もしないとだし、後ろ盾もないので生命保険に入ったり個人年金に入ったり、会社員では考えなくていいところもたくさん考えないといけないです。

2.自分の実力を発揮できる

working

これは、会社員でもそうかもしれませんが、会社特有の派閥や上司のプレッシャーや理不尽な事を考慮する事なく仕事に打ち込めるという事でしょう。

どうしても、このような会社員として付いて回る「仕事以外の色々」ってあるじゃないですか?

それに、彼が全然左右されていない。。。というか巻き込まれていない!

これは会社によるのかもしれませんが、フリーランスの人は単価が高いので、そんな色々に巻き込むよりも120%仕事してほしいと思われるので、自分のやりたい事がやれると思いました。

注意点

※こちらも、あくまでも一例です。
※自分の実力が試されているので、会社員よりもずっとハードルは高いと思います。
※人から「これやって」をこなすだけでは不十分で、提案力とか改善ができる人が必要とされます。

3.ONとOFFが分けやすい

Off

人によるかもしれませんが、彼は会社員の頃よりも残業を全くしなくなりました。

というか、休みもすごく取りやすくなりました。

受託で会社等に常駐するフリーランスは「月に何時間以上何時間未満まで、この金額で仕事しますよ」という契約をしています。ここが、会社員と大きく異なるところです。

例えば、月に140時間以上160時間未満で契約をすると、3月に139時間の場合は契約金からマイナスされ、4月に161時間の場合は契約金からプラスして報酬が支払われます。

逆にいうと、140時間から160時間の報酬は同じなので無理に働かなくてもいいです。

140時間を超えた分は、あなた自身の時間です。

誰にも文句を言われる筋合いがない時間なのです。(もちろん実際の現場では事前に「休んでいいですか?」って言わないとダメですよ?w)

それって、自分をとっても労われる働き方だなって思いました。

注意点

※こちらも、あくまでも一例です。
※健康でないと、最低契約時間まで働くこともままならないので、第一に病気しないことはもちろん、コミュニケーション能力がないと休みも取りにくいし、うまく自分の時間を作れません。そもそも、現場で評価されていない人は、まともに休んだら契約切られますww

4.経費として色々使える

彼がね、よく言ってたんです。

「あ、領収書ください」って。

最初は、「領収書ばっか集めて、領収書おばけか?」って思ってたんですが、自分もフリーランスになったら彼以上の「領収書おばけ」になってました。

経費って大事です。

会社員はそうゆう概念があまりないかもしれないですが、確定申告を1回でもしたことのある人はわかるはずです。

ざくっと言うと、自分の家も作業場になっている場合、家賃、水道代、電気代、携帯代、ガス代の一部が経費として申請できます。

仕事に関わっていることが大切なので、他にも色々なものが経費になります。

もちろんこれらのお金は自分で払うお金なんですが、確定申告した際に諸々の経費が多いとお金が戻ってきたりします。

これは会社員よりもお得だと思いました。

注意点

※こちらも、あくまでも一例です。
※いざ、フリーランスになったときには、もう少し勉強して置く必要がありますが、今は経理を助けてくれるアプリやサービスがたくさんあるのであまり心配いりません。
(私はちなみにFreeeを使ってます)


このようなことが色々あって、私もフリーランスをしていました。

おかげで、学んだこともたくさんあります。

今は、彼の会社に入社していますがフリーランスと変わらず(というかもっと楽させてもらってまう)楽しく働いています。

世の中にないサービスを考えて、自分の今までやってきたことを会社のために生かす。

同じことだけど、自分のためだから楽しいのです。

さて、まとめます。

今までの経験&周りの人を見ていて思う、私が考えるWebデザイナーのフリーランス転換期は下記だと思います。

  • Webデザイナーを最低2年くらいやっている(早すぎても遅すぎてもダメだと思う)
  • デザインだけじゃなくて、色々やったことがある(デザインだけでも色々できるならOK)
  • 結婚していなくて20代(養う人がいる時は、本当によく考えたほうがいい)
  • 安定した収入があって努力もしているのに、生活が苦しい(理由が自分ではない)
  • 上司とか派閥とか、気に入られる努力とかが本当に辛い(または理由がみいだせない)
  • これからも、ちゃんと勉強していく気がある
  • 半年くらい働かなくても頼れる人、または貯金がある

半分くらい当てはまったら、フリーランスやってみたら「あれ、これ私に向いてるんじゃない?」って思えるかもしれません。それか、思えないかもしれません。www

思えなかったら、やめて会社員をすればいいです。

より自立してフリーランスで働いたことは絶対にマイナスではないと思っているからです。

その経歴がマイナスになるような会社は入らなくていいです。(笑)

会社員には会社員の良さ、フリーランスにはフリーランスの良さってありますが、私個人的にはフリーランスが向いているんじゃないかなって、今は思います。

同じように悩んでいる人、もっと成長したい人の参考になれば幸いです。

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