元旅行会社社員が本気で考える、旅行会社倒産のリスクに備えるために〜申し込み編〜

  • 投稿日: 2017/04/04
  • 更新日: 2018/09/01

					元旅行会社社員が本気で考える、旅行会社倒産のリスクに備えるために〜申し込み編〜

さて、今回は次回の続きを書いていこうと思います。

前回は、自分で旅行会社を選んでプラン選択をして旅行に出発するまえに備えて準備しておくもの、出発してから帰るまでなるべくリスク回避する方法、旅行会社を便利に利用する方法をまとめています!

なるべくわかりやすいように、実際の旅行の申し込み手順に沿って説明していきますので、初めての海外旅行に行く方、ネット通販での格安旅行をお考えの方、てるみくらぶのように旅行会社倒産に少しでもリスク回避をしたいなと思っている方へぜひ見ていただきたい記事にしていこうと思います。

プランが決まったら申し込み

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プランが決まったら、早速申し込み!

何気この瞬間が一番楽しい瞬間だったりします!

きちんと検討して相談して決めたプランなので、期待度マックスでページにアクセスすることでしょう!

この時点から、直接的に初めて旅行会社と接点を持つことになるので、気をつけないといけない点があります。

ネットで申し込みをする場合の注意点

絶対的な代表者を決めておく

ネットで申し込みをする場合、メールや電話でやりとりをすることが多くなります。

また、質問や追加手配がある場合もあると思いますが、複数人のグループで申し込みをする場合「誰が旅行会社と連絡を取り合うのか」「誰の自宅に日程表を送ってもらうのか」「誰がまとめて旅行代金を支払うのか」を代表者1名に任せた方が良いです。

理由は、旅行会社とのやりとりがスムーズになるという点が大きいです。基本的にネットの格安旅行の場合、お店で申し込むのと違って臨機応変な対応はできない事がほとんどです。

「一人一人別々に支払いたい(カードと現金を混ぜる)」とか「日程表は個々に送ってほしい」とか、お店で申し込んでいるときはできる事もありますが、ネットではほぼ出来ないと思います。

特に、ネットで申し込み〜支払いが完了する場合は【備考欄】という大雑把な枠しかない事が多いので、色々不自由に感じる事が多いと思います。

でも、このへんの手間がかからないところがネットの良さでありデメリットでもあります。

対面のカウンターがあるような旅行会社は旅行会社発信で色々やってくれますが、ネットで申し込む旅行会社は、旅行者から色々発信していかないと、最低限の手配になってしまうという事は覚悟しておかなければいけないところです。

旅行代金の支払い

旅行代金の支払いも、何も手続きしなければ申し込みした時点で一括で決済される事があります。

私もそうでしたが、てるみくらぶ破産前は「一括ねー、はいよーどうせ払うしね」と自然と一括決済をする事に疑問を抱かず過ごしてきました。対面で手配をする場合は、必ず申込金と残金で分けて支払っていたのに、いつのまにかネットで直接航空券をとったり、ホテルを直接予約したりしてカードを一括決済するようになった事で、慣れていってしまっています。ネットて申し込みをする怖いところは、現金を目にしないので本当に使った感覚もなく、決済が済んでしまっているところです。

それ自体は悪い事ではないのですが、できる限りカード支払いはショッピングプロテクションが付いているカード(私のおすすめはアメリカン・エクスプレス・ゴールドカードです!)で支払うか、旅行まで2ヶ月以上期間が空いている場合は申込金のみを一旦支払うという事を徹底してほしいです。


いかがでしたでしょうか。

次回は、出発までの準備編を書いていこうと思います。

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